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展示会での名刺狩りは、有効か?

2018/01/17

土曜日に、
アジアの製造業では有名な、
METALEXの展示会に行ってきました。

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土曜日にもかかわらず、たくさんの来場者で溢れかえっていました。

ここでも、キーエンスさんが光っていました。
入口正面に場所を構え、
数十人とも思えるくらいのたくさんのブースガールが、まさに、名刺狩りを行っていました。

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正直、私も、名刺を狩られました。(笑)
ただ、こちらも抜かりなく、ツーショットを撮ってもらいました。^^;

冗談はさておき、
私は、名刺狩りは、非常に大切だ!と思っています。
もちろん、全てがそうではありません。すべての場面で、そうとは思っていません。

しかしながら、経常利益率数10%もあるキーエンスさんを拝見する限りにおいては、やはり、
名刺狩りこそ、展示会の鉄則!とさえ思う訳です。

なぜなら、(目の前を通る人が自社のターゲットかどうか分からない)不特定多数のターゲットが集まるような場所において、
来場者に期待し過ぎて、ブース力のみで、自社のブースに振り向かせるだけでは、
半分以上の潜在顧客を、みすみす見逃していることになるからです。

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来場者の方が、展示会に来る目的は色々とあると思いますが、
一言でいえば、
「何かええもん、何かええ情報、ないカナぁ~~~?」
じゃないかと思います。

たとえば、METALEXみたいに、とてつもなく大きな展示会の場合、

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来場者の方は、
限られた時間の中で、必要な情報、不要な情報を、0.5秒くらいの一瞬で判断していかなければなりません。
そんな中で、「これは、必要な情報」と思った情報でも、いやもっと言えば、
「これは、絶対になくてはならない情報」でも、
今スグに必要な情報でなければ、
どんなに展示会場で、「これは、絶対いいから、採用したい。」っと思われていた方でも、
展示会場でありとあらゆる提案、商品を見聞きし過ぎて、
次の日になったら、少なくとも、翌週になったら、
ほとんどの方が、何もかも跡形も残らず全て、忘れてしまっています。
だからこそ、展示会で一番大事なことは、展示会後のフォローアップ営業なのです。
つまり、展示会場での出会いは、少しは鮮度の良い、営業先リスト表なのです。
だから、少しでも鮮度の良い営業先リスト表は、少しでも件数が多い方がいいのです。
理由は二つ。
一つ目は、営業は確率論ですので、同じ確率であると仮定するならば、母数が多い方が絶対にいいに決まっているからです。
二つ目は、人間は、いい加減な生き物だからです。
比較的、我々のプラント業界の方は、固い方、しっかりしている方が多いですが、
それでも、人間です。
今日、大事だと思っていたことでも、例えば、リーダーの方針が変われば、たちまち不要になることも多々あります。
もっと言えば、人間なんで、価値判断基準なんて曖昧で、昨日「これは、正しい!」っと言うてたことでも、今日は「こんなことやってるから、いつまで経ってもアカンねんっ!!」って怒り出す人間は、五万といます。
私も、その代表選手ですが・・・。^^;(苦笑)

もしも、名刺狩りを行っていなければ、
少なくともキーエンスさんは、経常利益率が、数10%になっていなかったことでしょう。

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だからこそ、私は、展示会では、名刺狩りは鉄則だ!と思う訳です。

あさってから、いよいよフォローアップ営業が始まります。
数100枚もあるデータを見て、途中で、
「やっぱ、名刺狩りはアカンよぉっ!
 質のいいリストを作ることの方が大事!!」
っと言うてしまいそうな僕を、笑ってあげてください。^^;(苦笑)

※最後に、個人的に思ったことですが、どうせ名刺狩りをするんだったら、
 バーコードリーダーでリストを集めたらいいのに、なんで、なかったのか?
 まだ、そういうシステムがないのか・・・・・

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