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人間としておかしいと思う法律は変えるべきか、それとも、ヤミに徹するか・・・

2018/01/17

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先日、
日本水道協会大阪府支部が主催の研修に、参加してしました。
三年に一度、開催されています。

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講師の先生が、
水道に関するプロ中のプロで、
今後、給水装置工事事業者の指定を、更新制にする法案が考えられているみたいですが、
良い点と、悪い点を、素直に、ご自身の意見を述べられていました。

おかしいと思うことでも、日本の発展のためになくてはならない法改正以外は、専門家に任せておくか、時代の流れで変わっていくことを期待する程度にとどめておく方がいいと、私は思います。

なぜなら、法律は、問題を解決するために定めていったものだから、抜け穴や盲点が、いっぱいあるんもんだからです。

たとえば、
現状の問題点として、
給水装置工事の指定を受けている業者については、工事の報告をしないと、色々とペナルティが出てくるのに、
主任技術者の資格も持ってなく、また工事業者の指定を受けていない者が工事を施工して、工事の報告をしなくても、(ヤミでやっているので、役所への報告など、出来る訳もないのですが、^^;)
工事さえしっかりやっていれば、何のペナルティーも負わなくていい法律になっているようです。
つまり、ヤミでやってても、きちんと工事さえしておけば、問題ないということです。
ここに、人間的な解釈と、法の解釈の差異が生じていると思います。
一人間として考えたら、それは、とてもおかしなことで、
でも、法律で定めて固めていこうとするも、そのような穴が出てくるもんだと思います。
水道だけに限らず、ありとあらゆる法律には、そのような、一人間として考えたら、「それはおかしいんちゃうんっ??」っと思えるようなことはたくさんあるでしょう。
だからと言って、「ヤミに徹したらええやんっ!!」って思うのも、やっぱり、人間として間違っています。
法律を変えていくには、大きな行動を起こさないといけませんが、
それが、日本の発展のためにはなくてはならない法改正であれば、大きな行動を起こすべきですが、
矛盾を正すレベルの法改正は、専門家に任せるか、時代の流れで変わることを期待するにとどめておく方が良いと思います。

もしも、
法の抜け穴や盲点に気付いた人が、様々に「これでは人間として・・・」「これはおかしい!」と言い始めたら、それだけでも、処理するのに、かなりのコストと意味のない時間を使うことになるかもしれません。

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だから、私は、
日本の発展のためになくてはならない法改正が必要と思った時には、
旗を掲げて行動を起こしてしまうと思います。

まあ、意味のない大きなことを言う前に、^^;
とりあえず、自分の会社で決まった約束を、ちゃんと守っていきます。(苦笑)

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ちなみに、給水装置とは、配水管に直結している末端(蛇口などの給水用具など)までのことを言います。

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