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最短納期を実現するプラント新設

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最短納期を実現するプラント新設

phonto

INCHEMという化学プラント・設備の 専門の、2年に1度行われてる展示会 がありまして、そこで色々なご相談のお話しをお聞きしました。
改めて思ったことですが、新規でプラントをやる場合、増設の場合もなのですが、必ずきちんと考えておかなければいけないのが、 特に新しく建屋を建てなければいけない場合です。 建屋はもちろん、消防も絡みますけれども、建築確認申請が必要になります。
この確認申請を出した後、もちろん変更は事後でもできる場合もありますが、できるだけすんなりスムーズに進めるためには、きちんと設備のレイアウトも考えた上で、建築の設計をきっちり固めて、進めていく方が望ましいです。ですので、建築が一番時間を取りますので、 この確認申請をいかに早く取れるかが、納期の短縮の勝負になってきますんで、 いち早くこの設備のレイアウトを考える には、物質収支、 エネルギー収支、そういった基本設計をやった上で、P&IDでフローをまとめてすぐにこれを配置図に落として、建屋のレイアウトも大体決まっていきますんで、建築の確認申請する時はどこまでを申請内容に入れておくのかどうか、どこからが設備工事として行うのかっていうことを明確にしておけば、早く、この申請ができます。
通常は この完成検査が終わってから設備工事に入るのが望ましいのです。責任範囲が明確になります。ゼネコン、工務店の責任と設備屋の責任範囲がハッキリ分けることが可能です。

建築と設備の所掌範囲を明確に分けることがてきるのであれば、それは、責任範囲が明確でいいことなのですが、実際、新設プラントのプロジェクトが始まりますと、色々と考えないといけないことがあって、予定していた工程より遅れてしまうことが多いです。
それでもなお、早く製品を出したいというのが常でございます。なので、建築の完成検査をが終わる前に、設備工事も入っていかないといけ ない場合が多々ございます。
我々も多々、経験してます。で、この建屋側の工務店、ゼネコンさんと設備屋が、仲良く協力してやらないと、うまくいきません。
簡単に申し上げますと、コストがアップ致します。ですので、建築業者を決定する時は、建屋の建築屋さんの方も、設備屋の方もどちらも協力的な、意思疎通ができる業者であるかどうかということも大事な一つの要素になるかと思います。
一般的に建屋を建てる建築屋さんは、ここのこうむて、ゼネコンさんと決まっている場合も多いです。
ですので、お客様からご指定の工務店さんの場合、設備屋も、どちらかというとやりやすいかと思います。いつもその工務店さんで慣れてますので。
逆に、初めて発注する工務店さん、ゼネコンさんだと、正直、不安なところも出てくるかと思います。もちろん、上場会社や地元で有名な工務店さんなど、きちんとしたお会社もあります、
競争入札でというお気持ちは分かるのですが、3社、4社から値段を見て、そのお会社に決めたっていう場合は特に要注意です。
これは見積もりに入ってない。ここは建屋の工務店、ゼネコンが主導で、設備屋の言うことは一切聞かない等でてくると、結果として、納期 もかかって、そしてコストも追加費がアップ になるという事態に陥りやすいです。ここは 要注意しないといけません。特に今、なかなか後から追加費用を稟議にあげて取るということが難しい場合には、本当に決定する時にはよく注意をして決めなければいけないかと思います。
新規でプラントを立てる時にこの建屋という要素と設備という要素の2つがあるのですが、
建屋の完成検査前に、設備屋に 入らないといけないという場合があります。ですので、その線引で協力的にやっていただける業者なのかどうかは、建築屋さんも設備屋も、ご決定のご判断の1つにしていただければと思います。

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